近郊の梅特集



三寒四温とよばれる頃、春一番がふくといよいよ春本番。
梅の花見から春が始まる方も多いのではと思います。
今日は、愛知県の梅の名所を集めてみました。
梅の花って単品でみると地味に見えたりもしますが、さくらより色が濃く種類が多いので、かたまって咲くと結構派手ですよね!
写真は昨年撮影で日の目を見なかったものもあります。


名古屋市農業センター
(名古屋市天白区)



















農業センターは名古屋市の農業振興を図るため、昭和40年開設され農業技術の普及・指導を行ってきました。
今では名古屋市の都市化にともない、農業に親しむ機会の少なくなった市民に、農業に親しみながらゆったりと憩うことのできる施設として、利用されています。

なかでもこの季節は、梅の名所として、一番にぎあう時期。
ゆるやかな斜面に700本のしだれ梅が白・紅・ピンクと咲き誇り甘い春の香りを漂わせています。


しゃがみこんで覗くと、まるで花のれん

メジロが数匹、花の蜜をつついていました。








穏やかな花見日和
まったりと、花の香りにつつまれて・・・



午後になって人もふえてきたので、
となりのベゴニアの温室に移動します。



温室の前で見つけたアート
座り込んで撮影していたら、結構みんながのぞきこんでうけていました。




岩津天満宮

岡崎市)
愛知県で天神様といえばここ岡崎市の岩津天満宮
学業の神様、菅原道真公をまつる由緒ある神社です。
花を見る前にまずお参りをしましょう。


受験シーズンのこの時期は合格祈願の絵馬がぎっしり

梅園は駐車場の横の小高い丘にあります。
上までのぼると矢作川・豊田・岡崎の街がよく見えます。


大県神社
(犬山市)


古来より安産・子授けなど女性の守護神として崇敬されており、
正面に姫の宮

梅園は一番奥の山の斜面に造られているが、全般的に若い木が多く
まだまだ、これからという感じ。



佐布里(そうり)池梅園

(知多市)

佐布里梅は明治の初め桃の木に梅を接ぎ木してつくりだしたもので
酸味が強く果肉が熱く核が小さいので梅干しに最適の品種とのこと。

伊勢湾台風で大きな被害を受け、佐布里ダムの建設により水没したりして少なくなってしまったが、地元の努力で苗木を植え4600本にまで増えたとのこと。

春の香り感じていただけたでしょうか?
まだまだ行けてない梅の名所はたくさんありますが、又、順次ご紹介していきたいと思います。