撮影2015年10月10日
 
 

岐阜県美濃市のうだつのあがる町

この日は美濃の古い町並が一年中で一番にぎやかになる日。
今年はユネスコの世界無形文化遺産に、「本美濃紙(ほんみのがみ)」が登録されて以来、初めての開催となります。
ここで開催される「あかりアート展」は、江戸時代からの情緒を残す古い街並みに、やわらかな灯りのオブジェがかもしだす幻想的な
コラボレーション。
きっと今年は例年をはるかに上回る人が訪れることでしょう。

何年も前からその存在は知っていたものの、なかなか来ることができなかったイベントに、今年はやっと来ることができました。


 
 

 一番近くの駐車場へ置くためには、遅くとも3時までには来なくてはいけないとの事前情報を、得ていたため2時30分に到着。
無事美濃小学校へ駐車することができました。

この時間、会場となるうだつの町ではアーチストたちが、この日のために丹精込めて創作した作品展示の真っ最中。
一般部門・小中学生部門の作品が500店ほど街並みにならびます。
しかしまだまだ空きスペースがそこここに・・・・どんどん作品が集まってきます。
人出もぼちぼち出てきています。

それでは点灯までの間、しばらく町をぶらついてみることにします。

 
   
 地元高校生のお嬢さんにせっかくマップをもらうも
何処へ行くのかも決めもせず
ただふらふらと




突然   ん・・・・・・・・・
こげた醤油のにおいは、どうしてこんなに食欲をそそるのでしょう? 
まずは・・・・・・・・・
もうこれは条件反射ですね!


 
  こちらは今日は自粛///じしゅく
 
町屋創りのお宅も公開されていて、中を見せていただくことができました。
おっ! かまどだ!  裏庭にはまだ現役?の手押しのポンプが・・・

 
 
 
 展示物ではなく、現役ということに感激!
こちらは、表装店の店先
お茶・お花の先生でもやってらっしゃるのでしょうか?
花とあかりのコラボレーション 
ふすまに映った影も、演出効果を発揮しています。
 
   
   
こちらは、あかりのお店です
 
 
屋根神様もあります。窓格子もあります。 「和」の情緒ですね。
 
時刻は17:40 まもなく点灯時刻
西の空はピンク色
 
 17:45 カウントダウンと共に一斉に点灯  
 
 
 うへぇ〜 困った これは露光が難しい!!!
三脚・一脚使用禁止とのことで、手持ちでは手ぶれ・露出では白飛び・黒つぶれと,ありとあらゆるNGの山を作ってしまいましたが
しばらくは、やさしい和のあかりをご覧ください。
 
     
   
 
 
 
   
 
     
     
   
     
 
  なんとなく心温まるオブジェばかりでしょ?

和紙の風合いをいかした作品
シルエットを重視した作品

アーチストの気持ちが伝わってきます。
 
 
 

   
    


 まだまだ紹介したいのですが、このへんにしておきます。
町はいつのまにかラッシュ状態
この通りだけで2時間も時間が経過してしまいました。




 
 
   






   


 いかがでした?
手ぶれが多く見苦しかったかもしれませんが、手持ちなので勘弁してください。
なんとなく雰囲気を感じ取っていただければ・・・・・

今日は、和紙の風合いがやさしくあかりを包み込み、
初秋の少し肌寒さを感じる空気に、忘れかけていた人肌のほんのりとした温もりを感じさせる、
そんな作品に触れあえたような気がします。

作品は、町の「あかりアート館」でいつでも見ることができますが、町中での展示は年一回だけ。
情緒のある、うだつの上がる街並みとのコラボは、一見の価値があります。
一度は大切な人と訪ねてみては、いかがですか。


 
 撮影2015年10月10日