赤そばの里

 9月最後の日曜日、南信州簑輪の赤そばの里へ行ってきました。
かめきちとしてはめずらしく、1ヶ月も前からの計画でこの日と決め楽しみにしていたのに、前々日からだんだん天気が怪しくなり、
ついには無情の雨。
なんてこった・・・・・・・・・・・。
いつもきまぐれのかめきちがそんなに早くから計画したのか
実は以前から家族ぐるみで、親交のあったM家と何年ぶりかのドライブだったから・・・
ふだんやらない計画的なことをするから雨がふる・・・・などと言われながらも、とにかく出かけることにしました。

伊那ICをおり上古田へ向かう農道。
雨が気持ち小降りになり雲があがっていきます。晴れないかなぁ。せめて雨だけでもやんでほしいなぁ。

今日は赤そば花まつり開催中ということで
まずは、上古田公民館へ車をいれます。
混んでいたにもかかわらず運良く一発で駐車できました。
特設テントで地元の農産物がならんでいます。
ゆっくりのぞきたい気持ちを抑えつつまずは、館内へ

なぜなら・・・・・
今日は限定800食で地元のかたがたによる手打ちそばの実演とそれを食べさせてもらうことができるから・・・

盛りそば 400円・田舎そば500円也。 
や、安い!!
すでに田舎そばは完売
盛りそばはOKでした。  6杯くださ〜い。
会場内のスナップです。
地元のそばやさん
総出演といった感じです。

そば打ち体験で自分で頑張るひと
熱心にコツを聞いているひと
食べることだけを楽しみにただ待っているひと
もくもくとそばを食べることだけに集中しているひと

ごちそうさまでした。
おいしかったです。とっても!。


さて
お次は、特設テントでお買い物
えっ! りんご一袋500円、なしも・・・
10個ぐらいあるよね・・・・・やす〜。
さぁ
肝心の赤そばを見に行きましょう。

車はそのままにして、歩きましょう・・。

コースは簑輪西小学校の校内の通りぬけから
製材所の横を通って
赤松林を横に見ながら・・・・

下って登って15分
坂をのぼりきると・・・・・・・・・・・・見えてきます・・・
ピンクの一面の花畑が・・・・・・・・・・


1987年にヒマラヤの標高3800mのところから赤い花の咲くそばを、日本に持ち帰り信州大学の教授が宮田村の企業と共同で品種改良を行い成功させました。
名前を”高嶺ルビー”と名づけられ、ここ簑輪の金原地区に広大な赤そば畑が作られました。
その広さは、東京ドームに匹敵する大きさだそうです。


おーい  帰るよー


はーい
でももう一、二枚マクロにかえて雨の日しか撮れない
写真撮らせて!。



休憩、休憩。赤そば畑の入り口の特設テント。

なんと”ただ”のお茶をごちそうになり・・・
・・・じつは・・・”ただ”でごちそうになったのはお茶だけではなかったのです・・・。


帰り道、かめきちは見られなかったけれどさるが
横断していったとのこと。畑の上には真新しい足跡。

テントでそばを売っていたながた荘のおばちゃんに言ったらあっそう!、と別に珍しくもない様子!。



この林のなかにきえていったそうです。
歩いたら、小腹がすいてきました
赤そばの花を見たら、赤そばを食べなきゃ、と
訪れたのは、赤そばの10割そばを出してくれる
留美庵こちらも自家製の高嶺ルビーの畑がすぐ横に。


気持ち麺がピンクっぽく、味は・・・・・
・・・・・ごめんなさい。ちがいがわかりません・・・・。
信州産の地物の”まつたけ”
残念ながら、これは手が出ません。
見るだけ・・・・。

いかがでした?
赤そばの花きれいでしょ
まるでれんげ畑のようにピンクの色に染められた畑は、その想像以上のスケールの大きさに驚くことと思います。

すっかり有名になってしまって観光地化し、設備を新設したり道路を舗装したり、柵やロープをはったりして、まったく魅力のなくなってしまった所がいくつもあります。
上古田の場合も、素朴な山郷のロケーションが魅力の原点だとおもいますので、このままで生活のにおいのする自然を残してほしいなぁと思います。

赤そばの花は今年は10月の中旬くらいまで楽しめそうです。かめきちのこの時期の一番のおすすめ!
ぜひ一度たずねてみてください。

撮影2007年09月30日 



いつもですと、ここで終わるのですが今回はどうしても、もうひとつご紹介したい所があります。
飯田市の全国的に有名になった”貧乏神神社”です。

貧乏とはお金の事ではなく、心の貧しい人が
一番の貧乏人なのです。
貧乏神様は、自分自身の弱い心に棲んでいます。
それをたたき出して、退散させていただけるのがこの神社のご利益。

参拝方法も変わっていて、
まず棒で貧乏神出て行けと念じながら三回たたく、
次に足で三回蹴飛ばす、そして締めは的に向かって豆をなげつける。

ふしぎと 、スカッとし、勇気とやる気がわいてくる
ふしぎな、ふしぎな、ありがたい神社なのです。

神社のHPはこちらです

祭主・桜井鉄扇様

ご本尊様の写真も祭主のご了解を得て
掲載させていただいております。

撮影2007年9月30日
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