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安曇野早春賦
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3月になって名古屋地方は連日、黄砂に見舞われ、天気が良いはずなのに、山どころかビルがかすんで見え、のどはほこりっぽく、
車は砂ぼこりがたまって・・・・・・と・・・・
なにかと、いらつく今日このごろ。
2週のびのびで、北帰行のはじまった安曇野へどうしても行きたくて、出かけてきました。
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頑張って3時前に起きだし
豊科ICを降りたのが、AM6時
一目散に御宝田の白鳥のねぐらへ、向かいます。
情報によると、餌づけの時間が6:30:から
急げ、急げ!
去年はゆっくり出すぎたので同行メンバーにせっかくの
いいところを、見せてあげられなかったから・・・。
今年こそ・・・
北アルプスが朝焼けにほんのり赤くなります
もう少し、赤ければ・・・・などと・・欲を言えばきりなしです。 |
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ジャスト6:30:
池は、まだ静寂を保っています。
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足元の、草花は霜で真っ白。
出掛けに見てきた今日の最低気温予想は−5度
ひぇ〜 こたえる〜・・・・。
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小がもたちは、陸に上がってうろうろと、蹴飛ばしそうになるほど
近くにきます。
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まだまだきます、ぞろぞろぞろぞろ・・ |
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突然、バタバタバタ
耳のすぐ横をかすめていくヤツ
頭を羽でたたいていくヤツ
なんだ、なんだ・・・・
えさの時間でした。
そういえば、この前来たとき息子に
激突したどじな鳥がいたなぁ・・
とにかく・・・・・すさまじいのひとこと・・・・・ |
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すざましい生存競争
とにかく頭から突撃!ばしゃばしゃばしゃ・・どけどけどけ・・
えさをあげたおじさんの姿はは残念ながら角度が悪くかんばんの蔭で、空中を飛んでいるいるえさだけしか写りませんでした。 |
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おおさわぎが一段落
池は又、静寂をとりもどします。
7:00:すぎ
太陽がやっと山から顔を出します。
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東から太陽を背に飛来するグループ
逆にアルプス側から飛来するグループ。
いずれも急降下で舞い降りてきます。 |
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一気におりたちふわりと着水。
じゃぼ〜ん・・ |
よほど外気温が低いのでしょう
川面から水蒸気が上がっていきます。 |
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風下の方のグループが首をふりだし、なんとなく飛び出しそうな雰囲気。
一匹、二匹と飛び立っていきます。
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水面を走って次々に飛び立っていきます。 |
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桟橋の上ではかもたちがお腹がふくれて眠くなったのかうつろな
まなこ。 |
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ずいぶん連続して飛び立っていきました。
さぁ我々も、先回りとはいかないでしょうけれど
狐島のたんぼへと移動しましょう。
田んぼの上あたりを旋回しているのが遠目にも見えます。
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8:30:狐島の田んぼへ到着
もうすでに先着組は降りていました。
大きく左回りに旋回して、アルプスを背に次から次へと降りてきます。 |
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何度見ても、このロケーションは最高ですよね! |
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薄い氷のはった、田んぼの上も混みあってきました。
クゥワッ、クワァ、ガー、グワーと結構大きな声でうるさいです。 |
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おじさんが現れると、鳴き声は最高潮
でも、お行儀良くえさをもらいます。 |
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雲がきれてアルプスに日があたってきました。
こりゃ、メディアが何ギガあってもたりないや・・・・ |
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9:30:
飛来が一段落
今年の白鳥はサービス精神が旺盛で、何度も頭上を旋回してから降りてくれたりしました。
無事シベリアへ帰って、来年又こいよ!
最後に氷に投影した全体風景と、日が当たり始めた常念岳を写して移動することとします。 |
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あ〜
おなかがすいた〜。
スワンガーデンにもどって、安曇野へくると必ず食べる、そばおやきの朝食
かめきちのお勧めは、ふきのとう&きりぼし&しいたけ
窓に映し出されたアルプスがきれい・・・。 |
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つづいておとずれたのは、四賀村の福寿草
前回も前々回も満開のときだったけれど、念願の雪の中に咲く
福寿草にやっとめぐりあえました。 |
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雪をわって咲き始めたその姿は、まさに北国に春のおとずれををつげるオープニングセレモニー
まだら模様の残雪、陽だまりにぽつぽつ咲く黄色い花、遠くにみえるアルプス!。
実に、早春の信州らしい風景だと思いませんか?
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満開の福寿草もいいけれど
雪解けを待って咲く花というイメージからは、やはり雪があったほうが感激しますよね!
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この写真何だと思います?
?????
次に訪れたのは、諏訪湖
これは・・・・・・・結氷した湖面にできたひびわれ模様なんです |
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諏訪湖から富士山が見えないかと来てみたのですが、残念ながら富士の姿は見えず
八ヶ岳の見える南湖岸を半周することにします。
時期的に全面結氷とはいきませんが、ほぼ凍った湖を見ることができました。
300mほど先
少し氷が盛り上がっているように見えます。
あれは・・・・・・・・・・もしかしたら・・・・・・・・・見たい見たいと思っていた・・・・・・おみわたり????・・・・・・
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ワイドの、ど迫力で撮ると、まるで流氷ですね!
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蛇足です、上の写真の一部分ですが
鳥の頭のように見えません? |
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御神渡りは毎年必ず見られるというものではなく、最近では06年以来で、去年はダメでした。
氷の厚さが10cm以上になりー10度の気温が数日続き寒暖の差がでてくると、大音響とともに氷がせりあがる現象で
本州では諏訪湖だけにみられる自然現象といいます。
というよりも、言い伝えの(名前の由来となっている)
”春になって、諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへとお渡りになる恋の道”・・・・
というほうが、素敵ですよね!。 |
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朝ははよから、頑張って出かけてきたおかげで、シベリアからの冬の使者の華麗な舞も見られたし、
雪の中の福寿草も見ることができたし、
諏訪湖の御神渡りもみれたし・・・・
一日で、3粒おいしい一日でした。
さぁ、今日は簑輪の温泉にでもつかって、そばでも食べて帰ることにしましょう。 |
撮影2008年03月09日 |