須坂の五味池破風高原から松川渓谷へ久しぶりに出かけました。

数年前かられんげつつじの長野一番の群生地ということで、行きたい行きたいと思いつつ、花の時期が梅雨時ゆえ、
なかなか休日とお天気がかみ合わず、そのうち花の時期が終わってしまって、なかなか縁がなかったスポットです。
今日の天気予報は、長野地方は曇りときどき晴れ。
天気を信じて出かけます。

豊科あたりまではどんよりした曇り空、ところが姨捨のSEを過ぎたあたりから、ラッキー♪青空が見えてきました。

須坂長野東ICからくねくねの山道を走ること40分、最初の目的地五味池破風高原に到着しました。
北アルプスの山々へズームインするように雲が演出して迎えてくれました。


はぐれ雲が一つだけかかり、まだ残雪の残ったアルプス
いいねぇ♪
BGMは、ホ〜ホケキョ


散策はつつじハウスからスタート

白樺とれんげつつじのコントラストがきれい!
ネット情報では”見ごろ”だったのに・・・

少し色あせて・・・・・・

ちょっと遅かったみたい・・・・・<(_ _)>
かるい上り坂

高原の風がさわやか・・


BGMはホーホケキョに風のささやきが
加わって・・



そんなに登った気がしないのに
景色が開けてきました。


あっ!
妙高だ!


山の名前をあまり知らない、かめきちでも
大好きなこの山だけは、わかります。



遠くばかり見ていると、ふんずけそうな
足元に、こんな花が・・
なんて名前だろう?
もうすぐ、”あずまや”

立ち止まると、汗がさっとひきます

やっぱり、高原だなぁ・・・


ひとやすみ!一休み!


きれいだ・・・



かんばんで山の名前を確認

やっぱりさっきの山は妙高で正解でした!


左側は戸隠山

そうそう、あのぎざぎざの稜線は
水芭蕉を見に行った時のあの戸隠山だ!


ふもとの街並みは長野市内・・・・・へぇ〜!
ここから奥は白樺林

どんどん登って破風高原へとつづきます。


今回はもうひとつ目的地があるので
ここまでで引き返すことにします。


そういえば、大池へ行ってないや・・・
五味池へ来て一つも池を見なくては
ダメじゃん・・・・
妙高とれんげつつじをいっしょに写真に納めて
今来た道を下ります。



途中でたくさんの綿毛を発見!
花ではなく、杉のような葉っぱです?? 何なんでしょうか?


その又下には
たぶん
ベニバナいちゃくそう?


れんげつつじが終わると

一斉にお花畑に変身するのでしょうね
すわりこんでじっくり見ないと
こんな小さな花は見えませんよね!

ところで、大池はどうしたって?

上から見て坂がいかにもきつそうだったのと、肝心のつつじが
どうみてもしょぼくなっているようだったので、写真に納めて
今回はパスしました。



帰り道
穴水という、湧水のスポットで水分を補給



大きなそびえ立った一枚岩の下からわき水が滴り落ちています。

岩の模様が、お面のように見えませんか?

先客の人たちは準備周到
2Lのペットボトルを何本も持参

行き当たりばったりのの我々は、持っていた500mlのお茶を
処分して1本だけ・・・








のどを潤したら、緑のトンネルをくぐって車へ帰りましょう。

よくばって飲んだので、歩くと腹の中で、ちゃぽん、ちゃぽん。


山をおり須坂の町を通り抜け
次なる目的地、高山村へ


高山村になくなったおばあちゃんの家があるという、会社の北川君のご推奨の滝、松川渓谷「雷滝」です。



階段を降りていくと
雷滝の名の通り、轟々の音がすごい!
やがて滝が見えてくると・・・・

大きな滝だ!     す・す・すごい!!!!


滝の裏側にはやはり、お不動様が祀ってありました。


滝の勢いがすごいせいか、岩をつたってのぽたぽたの雫は
思ったより少なめです。
しまった!

今日は高速シャッターで水を止めたかった
から、三脚を車の中に置いてきたけど
やっぱり、定番のスローも撮りたい・・・・

取りに帰るのも面倒だし
ええぃ!手持ちで、息を止めて・・・・・




ずいぶん横着ですよね!
そして、裏側を通って正面からの
展望台へ



ダメだ!
しぶきをかぶってとても写真なんか
撮れない・・


こういう時には防水カメラがほしいよね
斜め横から、全景を撮って
帰りましょ・・・



今日は11mmも持ってこなかったし・・





今日の締めは、七味温泉。久しぶりの白濁泉です。

硫黄の匂いがあたり一面に、漂います。
まだ明るい内から、なんて贅沢なんでしょう・・・


今日は小さい方が男湯。
白樺林の上にそびえる大きな岩は、昔の一万円札の聖徳太子に似ている、との管理人さんからの説明でした。


さっきまで、岩の上の平坦な部分に日本かもしかが、いたとの事。
タッチの差で残念!


久しぶりのお出かけでした。

特に、雷滝は滝も数々見てきたけれど、久しぶりに感動した滝でした。
裏から見られて、あのど迫力!
梅雨時と雪解けの水が加わって水の量も多かったかと思いますが、本当に素晴らしい滝だと思いました。
秋の松川渓谷は有名なので、多くの人が訪れ道も車であふれます。

雷滝を訪れるには、新緑の季節のほうがすいていて、ゆっくりできるのではと思います。
でも・・・・・・・・・・紅葉の季節にもう一度、きたいですね・・・・・たとえ混んでも。


撮影 2012年6月24日