郡上おどり
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日本の夏の風物詩といえば、やはり盆踊り。
盆踊りといえば、なんといっても郡上八幡の徹夜おどり
ですよね!。
哀愁をおびた郡上節にあわせて、みんな一体となって
無心におどる・・・・
そんな日本の古き良き伝統を充分に堪能してきました。
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例年の如く高速道路は大渋滞
下の道も結構混んでとろとろと。
長良川鉄道と平行しながら一般国道を走ります。
車窓には鮎つりの人。子供連れで川遊びを楽しむ人。
水は青く澄んできれいです。 |
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中州では川鵜発見。
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家を出てから2時間半やっと郡上八幡に到着。
市役所横の駐車場に車を入れて、早速街を散策。
そういえば、この街はよく通るけれど、このように歩くのは
ほんとに何年ぶりなんだろう・・・ |
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水の都郡上を代表する
”いがわこみち”です。
寛文年間にできた用水で、地元住民により
大切に管理され、今も川ですすぐ、洗う
といった、生活に利用されており、
たくさんのイワナ、アマゴといった
渓流魚と
鯉がいっしょに泳いでいます。 |
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水路があってそこに魚がいる
その水で物を洗う、
考えてみれば、ごく当たり前のことなのに
それが、なぜか懐かしく新鮮で、日本の原風景のように
感じてしまうのは、ある面ではさみしいことなんですね。
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いがわこみちを抜けると、旧八幡町役場のレトロな建物
この建物の横、吉田川にかかる橋が橋から川へ仮装して飛び込むことで有名な、新橋です。
この日も真夏日、外国人を含めて大勢の人が、飛び込みを楽しんでいました。 |
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城下町を少しぶらぶらと散策することにします。 |
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宗祗水
日本名水百選の第1号に指定されたことで
有名になった湧水です。 |
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石段を登って古い町並みを歩きます。
家の間からは、お城の姿が、
いかにも城下町らしく見え隠れしています。
まずは、鍛冶屋町の看板を横目に見ながら
柳町方面からいこうかな・・・
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ほんとうに水の豊富な街です。
いたるところに水路がはりめぐらされています。
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側溝ではありませんこれも柳町用水という
水路です。
御用用水と平行して柳町を流れます。
水利用の仕組みはいたって簡単で、各家々が
持っている堰板をはめこんで水位を上げ、
洗い物などをするというものだそうです。
本当に生活に密着した水路なんですね。
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職人町にはいります。
軒先には消火用バケツ
2度の大火の見舞われた郡上八幡は
火事にはとても神経質。 家々の軒先に下がる消化用バケツは いわばその伝統のなごりとのことです。
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新町にもどってきました
ここは街中のオアシス
”やなか水のこみち”
ゆかた姿のおねえさんの姿が
多くなってきました。
もうまもなく6時半。
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商店街のネオンが点灯。
踊り屋型が交差点中央に引き出され、
最後の点検準備中。
さぁ、いよいよはじまるぞ〜。
急いで車へ帰って着替えてこなければ・・・・。
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午後8時
踊り屋型の前へ集まってまずはおはやし方のご挨拶。
そして・・・・
三味線の音。
やはり、最初はこのうたからですよね”かわさき” ぐじょのなぁ〜はちまぁん でていくとぉきぃにゃ・・・
哀愁をおびたうた声が響きます。
明朝5時まで、徹夜おどりのスタートです。
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だんだん踊りの列ができます。
郡上おどりの良さは観光客も地元民も一体となって
普段着のまま、気楽に踊りの列に加われるところです。
5分もたてばもうすでに、3重ほどの列に・・・ |
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やぐらを中心に十文字に踊りの列はのびていきます。
うたは、”春駒”にかわり動きが早くなってきます。
かめきち的にはこれが一番好きかな!
民謡には珍しくアップテンポだし・・・・。
はるこま、はるこま・・・・と。
”三百”はちょっと手と足がばらばらになってしまいました。
まちがえてもいいや・・いけ、いけ・・・・ |
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2時間も踊ったでしょうか、そろそろ足が・・・・・
日ごろの運動不足と、なれない下駄のはなおずれ・・・
やなか水のこみちへ直行!
給水、きゅうすい・・きゅうけい、きゅうけいぃ・・・・と
一口目のみずの、旨いことといったら・・・・
足を水で冷やします。
冷たくて、きもちぃぃ〜
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せせらぎの音
哀愁をおびたお囃子の声
山間にそして街に響く下駄の音
涼風にそよぐ柳の枝
・・・・・・・・・・・
なんともいえない日本の夏の風物詩を感じました。
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足を休めて・・
うどんやでお腹も満足させて・・
踊りの列はますます大きくなってきています。
もうまもなく11時・・・・・・
縁日の方へいってみます
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あゆの塩焼き
いかにも長良川っぽいですよね |
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足もおしゃか
子供達も眠くなってきたので、ひきあげる事にします。
何年ぶりかにゆっくりたずねた郡上の街。
観光客のおにいさん、おねえさん、そして地元のおじさん、おばさん、こどもたちもみんな、みんな一体となって
無心に踊る素朴な盆踊り。
いいもんだなぁ。これこそ、にっぽんの夏!
本当にそのように感じた一日でした。
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これを読んで行ってみたいと思った方、かめきちからのアドバイス。
浴衣が用意できれば、より参加しているんだという感じが高まります。
用意できない方、もちろんTシャツジーパンの普段着でもOK。
でもそのとき現地調達で、下駄だけは入手されることをお勧めします。(ただし高価な桐下駄はダメ!痛んでしまいます)
下駄を打ち鳴らす爽快な響きが心地よく、とても快感です。
そして郡上おどりの調子を高め一体感をかもしだすリズムともなるからです。
ぜひ参加してみてください。
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撮影2006年8月14日 |