有名な国府宮のはだかまつりに数年ぶりに行ってきました。
この祭りは毎年旧暦の正月13日に行われ、今年は2月22日の開催となりました。
尾張大國霊神社(国府宮)で行われる「はだか祭」は、正しくは「儺追神事」(なおいしんじ)といいます。
42歳と25歳の厄年の男を中心に、尾張一円から、サラシのふんどし、白足袋をつけただけの数千の裸男が集まります。
寒さを吹き飛ばす「ワッショイ」のかけ声と、もみ合いの熱気が国府宮神社にはち切れます。

朝おきてみると、日差しはあるも、小雪の舞うお天気。
天気予報では晴れだったのに、やっぱり・・・・はだかまつりの日は今年もさむい日なんだ・・・。
ところが10時過ぎから朝とは打って変わって風もない穏やかな日になってきました。




はだかにはならないかめきちは
稲沢市の下津の一行にくっついて国府宮まで行くことにしました。


右の写真は「なおい笹」、これは、裸になれない老若男女が氏名、年齢等を書いて祈念を込めた布(なおいぎれ)を結びつけた青竹を、裸男が身代わりとしてかつぎ込み厄除けを祈願するのです。
 
2時過ぎ集合場所の公園へ裸男たちが集まりはじめます。
ぶるる

おだやかな日といえど、やはり2月
寒い・・・・です。

裸男も見物客も、ついついふるまい酒に手が伸びます。

かめきちもここでやはり一杯。
 
 さぁ!  いざ出発!

わっしょい! わっしょい!
 下津交差点、南から来たグループと合流、一気にはだか集団がふくれあがります。 わっしょい!
 
 
   
越線橋を渡り、第一休憩地点

 
 そして、JR稲沢駅前を通過して、第2休憩地点へ
 
   
   
 
 
   
   
 そして参道、鳥居前。
時刻は16時過ぎ日も西に傾いてきました。
 
 
 
 
 17時楼門前は裸男も見物客もいっぱい
神男の登場を待ちます。
 
 桶隊も登場、いよいよかな・・・
 
人をかきわけ、かきわけ 境内へ、右側の建物が神男がさいごにはいる儺追殿です。
神主さんもまだ本殿の中で、定位置についていません。
 
 
17時25分、神主さんが前に出て、榊をふり始めました。
神男が出たという合図です。
 
 
  17時47分
楼門脇に出てみると
参道のはるかかなたに湯気が確認
できました。 

あそこだ!

望遠につけかえて何枚か撮ったのですが
ノーファインダー撮影のため
1枚だけが、かろうじて
 18時05分
神男が境内に入ってきました。
わっしょい! わっしょい!
わっしょい! わっしょい!

場内は大興奮。

男たちの熱気が直に伝わってきます。
 
 境内にはいると、あっという間に通りすぎてしまいました。  そしてフィナーレへと・・・
 


 はだかまつりの熱気、少しはお伝えすることができましたでしょうか?
地元稲沢では、学校も会社も休みにしての一大伝統行事
平日のため難しいとは思いますが、
ぜひ生で、来年はその雰囲気を味わっていただければと思います。
   
   
 撮影2013年2月22日