白馬八方尾根
10月上旬、一足早く、紅葉を求めて大糸線沿線に、足を運んでみました。
豊科I.Cから大町・白馬方面へオリンピックのため、整備された道がつづきます。
コスモスとすすきが風にゆれる秋の安曇野は、何度訪れても、絵になる風景です。

仁科3湖をすぎ、白馬に到着すると、ふもと付近はまだ緑なのに、
紅葉が、上方から順に、おりてきているのが、はっきりわかります。
白馬三山をバックに、パラグライダーが
気持ちよさそうに、飛んでいました。
まずは、腹ごしらえ、白馬を訪れたら、必ずよりたい、
かめきち一押しのそばや”そば神”さんです。
国道沿いJR白馬駅の近くです。
いざ、八方尾根へ、最初はゴンドラアダムで、兎平へ
下界は、緑色なのに、だんだん黄色、赤色の秋色へと
木々の色が変化しています。

空中散歩約8分にて、兎平到着。
うさぎ平駅付近です。
ここまで来ると全山紅葉。
枯れた草のうえに赤とんぼがたくさん飛んでいました。
黒菱平へ向かうアルペンクワッドリフトの横は、
赤・黄色の原色の世界。
すすきをあしらって、まさに秋そのもの。
上へ向かうにつれて、空気が冷たくなって
いくのが、よくわかります。
黒菱平到着
1998年長野オリンピックの女子滑降の
スタートハウスです。
あれからもう3年もたつのですね!
スタート地点から見下ろす下界は、急角度で
はるかかなた。
ここから、1分40数秒でふもとまで、すべるなんて
神わざとも思えます。
グラードクワットリフトへ向かう道
鎌池湿原があります。
今はもう枯れ草色。
初夏はきっと湿原植物が咲きみだれていた
ことでしょう。
第1ケルンからは、自分の足だけが頼り
まずは、ガラ場からはじまります。
浮き石に気をつけて、一歩一歩。
石の階段、木の階段、初心者でも
子供でも登山を楽しめるようによく整備が、されています。
湿地帯には、木の橋が・・・
自然保護にどれほど気をつかわれているか、管理の方々に頭がさがります。
リフトに乗ること5分
第1ケルン到着。標高1820mです。
1時間ほど歩くと、日ごろの運動不足のため
足は重く、息は、ゼーゼー
休憩!、休憩!。
足を止めると、うっすら汗ばんでいた背中が冷たくなってきます。
やっと第ケルン到着。標高2005m
周りが急にガスってきました。
ななかまどの赤さは特にきれい
真っ赤です。
八方ケルンまで登ると、視界が数mとなり
八方池をあと300mにして残念ながら断念!

またいつか、快晴の時に、八方池に映る、
白馬三山の写真をとりに来たいなと思いつつ
下山にかかりました。
八方駅〜第1ケルン
ゴンドラリフト料金

大人  2600円
子供  1460円
下まで降りると、白馬八方温泉があります。
おびなたの湯、第1郷の湯、第2郷の湯、
みみずくの湯  等々。

我が家は、第2郷の湯に立ち寄りました。
八角形の檜作りの建物で、お湯は少々暑め
少し、ヌルっとした気持ちの良いお湯でした。
もちろん、湯上りの肌は、スベスベ、足の疲れも
とれました。
一服した後は、腹ごしらえ。
昼もそばだったのですが、10月1日〜11月7日まで
今年収穫したばかりの、新そば祭りが開催されて
いたので、またまた”ざるそば”
写真の5人前の大きさには、驚かされます。
新そばの香りのよさ、歯ごたえは最高です。
屋号は”岳の湯”さんです。
国道より山側へ少しはいったところに、あります。
また一軒、白馬の”うまいもの”のレパートリーが
増えました。