今回は車ではなく、青春18きっぷを利用して、かねてから行ってみたかった飯田線の秘境駅へローカル線の旅に行ってきました。

今回の相棒はSさんと。
おじさん2人での弥次喜多道中です。
 
 スタートは中央西線大曽根駅から

AM8:44
 
多治見駅、今までだったら”特急しなの”で
目的地まで一足飛びなのでしょうが、今回はローカル線でゆっくりとのんびり旅なのです!

  19号線と並走しながら北上します。
車から見た風景とはまた違った、高い視点からの木曽川が車窓から見られます。 
まもなく寝覚の床だ!

早春とはいえ、まだまだ冬枯れの木曽路の風景です。

 木曽路はやはり”ひのき”の産地。 そこここに木材の積み出し基地、製材所が点在します。
木曽福島をすぎると雪がぱらぱらと・・
あっ!D51だ!

 

 残雪が残り、雪が舞っていてもなんとなく春の風情を感じます。

   奈良井の宿にて、特急待ち

列車が遅れているとのこと。
普段見慣れた吊革もこんなアングルから見ると面白い!
   
12:04のはずが10分遅れて塩尻到着


駅そばをかきこんで、中央線に乗り換え辰野へ・・

塩尻といえば、中乗さん・七笑い・五一ワイン・信濃ワイン・・・・思いつくは酒ばかり・・(笑)
と言いつつも買ってる時間の余裕はなし
 
 12:19 辰野に向けて出発。
塩尻駅は分岐点駅、いろいりな方向へ線路が伸びています。
線路の幾何学模様が面白い・・
どちらの方向に行くのでしょうか?

気分は少年に返って、興味深々!
 
 
トンネルだ!

車を運転しているといやだけれど、タイムトンネルを抜けるときのような、一瞬まっ白になる逆光も、またいとおかし・・・・
 
   やがて列車は、辰野駅へ 12:39
   
 12:43発 天竜峡行きが待っています。
さぁ、いよいよ伊奈谷道中、ここからが本番です。
天竜峡駅まで43駅
 


 見かけなくなった、火の見やぐら
一面の田園風景etc

忘れかけていた、原風景が車窓から目に飛び込んできます。

右の車窓からは、中央アルプス
本来の自然のままの川! 雪解けの水でさぞかし冷たいでしょうね!
   
  大田切付近
左の車窓からは南アルプス
 
 
   
中川村付近

9月の赤そばまつりの畑はこのあたりかな?と思っていると
車内改札
車掌さん、ずいぶん若い!
 
   
難しい字です
はずかしながら私には読めませんでした。

変換では、一発で出てきましたけれど・・・

 
 
 
 15:12
天竜峡駅で乗り換えて、秘境駅のゾーンへ ここから豊橋まで48駅
 


田本駅  つり橋の風景とせまいホーム切り立った壁が見どころです。
   
   
このあたり天竜川以外
なにもありません。
 
   
 このあたりは、まだ梅がつぼみです。

中井侍と小和田間は、川沿いの山すそを走ります。
小さなトンネルの連続で、
トンネルを抜けたとたんに又トンネル
5つ、6つ続いたでしょうか・・
まもなく、こわだ・・・こわだ・・・
 
 
 
 
 
 皇太子妃、雅子様の旧姓にちなんで、小和田駅は恋の成就駅
と呼ばれているそうです。
、あのころにはちょっとブームになった駅です。
 
 
  小和田からは浜松市
旅ももう終わりに近づきます。
 
   
伊奈路から三河路へ

天竜川も川幅をひろげゆるやかに、車窓には梅が満開です。
 
 
 まもなく古戦場の長篠

夕日がまぶしい!!
 
 
   

 

18:24
終点 豊橋駅到着

一日中電車に乗りっぱなしでしたが、最近は車でしか
出かけたことのないかめきちにとって、子供の遠足のような
新鮮さを感じました。
ビールを飲みながらのおじさん遠足でつかれましたが、それなりに面白かった!



ただ欲をいえば、秘境駅で一度降りてみたかった。
なにもない、鉄道でしか行くことのできない ”秘境駅” そこに立って
ただ、ボーッとしてみるのも、楽しみ方かなと感じました。

又行こう、今度は紅葉のときかな?


 
撮影2014年03月21日