河津の桜

  あちこちで、梅の便りが聞こえ始める2月下旬、南伊豆河津では、もう桜の便り。
どこよりも早く、花見が楽しめます。
日本人にとって、春の話題に”桜”はかかせませんね。












2月最後の休日、ぽかぽか陽気との天気予報を見て
少し強行軍ですが、南伊豆へ一足早い桜見物に出かけました。
春の気配を感じてか、東名高速は交通量がいつもより多く思うようには走れません。


東名高速を東に向かって走ると、由比手前のトンネルを出ると、富士山が真正面に出迎えてくれます。
この風景いつ見ても、感激です!!








沼津ICから、伊豆方面へ、
周りの山々は、こころなしか、落葉樹の芽が出始め
少し、冬とは違った気配が感じられます。









河津のループ橋です。
朝、観光バスの事故があったとのことで、その余波で大渋滞。

天城峠の道の駅の裏側には、わさび園。
まだ次期が早いのか、ちらほらと白いかわいい花を咲かせていました。


  


この道の駅では、”わさびのジェラードアイスクリーム”がおすすめ・・・・

濃いバニラのジェラードに生のおろしわさびをトッピングしてくれます。

写真うつしたのですが、なぜか、保存されておらず、残念ながらお見せできませんが、・・・・
とにかく、ふしぎな味です。
機会あれば、ぜひ、おためしを・・・
300円だったかな??



さて、お目当ての河津桜が、所々に見られるようになってきました。
ループ橋の下にも、桜祭り七滝会場があります。


河津川にさしかかると、川の両側に桜並木が・・・
メイン会場へは、国道を左折します。



いかがです?
ソメイヨシノとは違って、かなりピンクが濃い花でしょ・・。
葉もいっしょに、出るんですね!。

役場駐車場に車を入れたのが、PM16:00:
事故渋滞のせいで、通常より2時間以上も余分にかかってしまいました。


峰温泉会場付近です。
朱塗りの豊泉橋の欄干がピンクに映えています。



河津桜は、早咲きの桜で、2月上旬開花がはじまり、
ソメイヨシンのように、ぱぁっと咲いて、さっと散るタイプの花ではなく、約1ヶ月かかって、開花状況を楽しめて、3月上旬満開時期を、しばらく楽しめます。


川の両堤にぎっしり植えられた桜は、いったい何本あるのでしょうか・・・

ピンクとイエローとライトグリーン。この色合いはまさに春のカラーですね!!!

対岸側、かなり光が、不足してきました、街灯がぽつぽつ点灯しはじめます。
しばらく歩くと、足湯がありました。
しかし、残念ながら、16:00:で終了。








河津桜原木です。
飯田氏宅の玄関先にあります。
昭和30年ころ、河津川沿いの冬枯れの雑草の中で芽生えていた、1mほどのの桜の若木を偶然みつけて、庭先に植えたことが、はじまりでした。
と、原木前のかんばんに記されていました。
移植当時の若木が、5〜6年として逆算すると、樹齢53〜54歳??
この、原木から接ぎ木、挿し木などで増殖された孫、ひ孫たちが、今咲き誇っているんですね。


この先、駅前にむけて川沿いに桜並木が、つづくのですが、残念ながら暗くなってしまいました。
夜祭会場は、河津駅周辺とのことでしたが、時間の都合で、断念!
ループ橋下の七滝会場でもライトアップがあるとのことで、帰り際に立ち寄ることにしました。









交通事情で、時間に追われる一日でしたが、帰りはスムーズに帰ることが、できました。


河津桜の魅力は、ただ早咲きというだけではなく、時期がちょうど春はまだかなぁ!と感じる頃に満開を迎えるため、咲き時を心得た花だと、おもいます。

少し、長距離ですが、春をだれよりも早く感じたい人。
来春、ぜひいちどでかけてみては、いかがですか?
撮影2004年2月28日