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 前々から行きたかった福井県池田町のかずら橋。
秋にもチャレンジしたのですが、アクシデントで中断…… リベンジでやっと行けました。

北陸自動車道武生インターから田植え真っ盛りの田園風景の真ん中を、池田町に向かって車を進めます。
周りを杉林に囲まれた農作業風景。
大きな機械を使っての田植えが大多数の中、ふと目に留まったのが昔ながらの手植えによる作業風景。
やっぱ日本の原風景下での田植え風景はこの方が絵になりますね!
大変でしょうけれど、おじいさん?頑張って!!!


今日のメンバーは、筍掘りを手伝ってくれた友人3人が、かめきちのわがままを聴いて、写真ツアーに付き合ってくれました。
おじさん4人の気まぐれ旅です。

車を走らせること高速を降りてから40分。最初の目的地かずら橋に到着。
なのですが………



駐車場となる蕎麦屋さんは定休日?
えぇーっ
netでは今日はやっているはずだったのに…
張り紙を見ると定休日が変わりましたですって… 
 あちゃ〜

しゃーないな 他を探すか
どうしても越前そばを食べたかったので蕎麦屋は外せません。
駐車場脇の休耕田?
まるで栽培しているかのように、ヒメジオンの群生

探して見つけた蕎麦屋さん一福
ここも地元の名店でした。
いただいたのは、店の看板メニュー”塩だしそば”
はじめて食べたけれど、香りのよいそばに塩だしが抜群に合う!!! うま〜ぃ!


塩だしそば(大盛)
大根おろし、ワサビのせ 

腹ごしらえしたらパンフレット見るともう一か所行きたかった龍双ヶ滝は車で20分だって、よっしゃ、お得意の予定変更
この計画性のなさときまぐれは、かめきちと親友の間では日常茶飯事昔からの当たり前の事なのですが、お互いの奥様には、とってもとっても不評なのです。
まずは龍双ヶ滝へ先に行くことにしましょう。

車は山道をどんどん登ります。ダンプが多いなと思っていたら、突然目の前に巨大なクレーン。
すげぇー  圧巻です。足羽ダムの建設現場でした。
ダム工事なんてはじめて見ました。

道草ばかりで20分の距離を40分かけてやっと龍双ヶ滝に到着。
すれ違いは困難なれど、整備された道でした。
山道を歩かなくては行けないと思いきや、道の横に突然その勇壮な姿を見せてくれました。
想像以上!道端からでもその迫力にびっくり

さぁ、写真撮りましょ…

同じ場所で撮っても、切り取り方の感性はそれぞれ…
みんなの写真も紹介しますね!


”龍双ヶ滝”
日本の滝100選に選ばれたこの滝は、60mの岩肌をり白い糸を引きながら滑り落ちる見事な滝です。
一気に滝つぼに落ちる滝ではなく、川に自然に降り落ちるその様もなかなかいいです。


撮影 Kamekichi
撮影 Kondo
撮影 Kondo
撮影 Kondo
撮影 Nishiyama
撮影 Nishiyama
撮影 Sato
撮影 Sato
撮影 Sato
撮影 Sato
撮影Sato
撮影 Kamekichi
撮影 Kamekichi
撮影 Kondo
撮影 Kamekichi
それにしても、緑がきれいだ!マイナスイオンをたっぷり吸って
普段のいらいらした生活から開放開放、リフレシュリフレッシュ!
せせらぎの音、岩肌を水が流れる音、木の葉のささやき、小鳥の鳴き声
すべてがここには揃っています。


一時間以上経過
だれも動こうとしません
ここだけで終わってしまいそうなので、移動、移動。
再びダム工事の現場を通りかずら橋へ

それにしてもでっかいパイプだ!
発電の水を流すパイプなんだろうな?

再びかずら橋へ到着。
かずら橋とは、サルナシ(シラクチカズラ)などの葛を使って造られた原始的な橋で、一番有名なのは
徳島県の”祖谷のかずら橋”。徳島の東祖谷にも2橋かけられているのですって。
そしてここ福井県池田町にも。
この池田町のかずら橋は徳島東祖谷の職人によって造られた橋なんだそうです。

今日休みだった「そば処池田屋」の駐車場がかずら橋の駐車場になっていいて、そのすぐ裏側に整備された庭園があり水車小屋や池などが作られています。
池の横の庭園では今シャクナゲが満開。
池には錦鯉も飼われています。


橋の手前には展望スペースがあり、デッキから、かずら橋を一望することができます。
腰をおろすと、すぐ下を流れる足羽川からの冷気が気持ちいい…。

かずら橋の全景は見えるも、杉の木の存在が強く肝心のかずら橋が見えにくいのが少し残念かな。



さあ! かずら橋を渡りましょ。
通行料300円也。




かずらの蔓が巻かれた橋げた
自然素材で造られた造形物は、当たり前なれど自然にマッチして全く違和感なし。

やっぱコンクリートや鉄骨で組まれた無機質な橋とは、違いますね!



ゆっくりゆっくり渡りましょう…

ゆらゆらゆら

こら!ゆらすな!
かめきちは高所恐怖症なのだ。

板の間はかなり空いていて、下が見えます。
下が見えると、より恐怖感が…
ゆっくりゆっくり手を添えて一歩ずつ。



橋の中央までくると
揺れも大きく、”ゆらゆら”から”ゆさゆさ”へと

ちょっと慣れてきたかな?

横を向いて写真を撮っていると、隙間に足がはまりそう




彼が自分の足を入れて撮った写真がこちら↓
結構開いてるでしょ?

おじさんよりやはり若いカップルの方が絵になりますね! 後ろから一枚頂いちゃいました…… 失礼!
いろいろなアングルから見た”かずら橋”の表情をもう少しご紹介しますね!

撮影 Kondo








撮影 Sato

撮影 Nishiyama

撮影 Kamekichi




休憩所下には川原の遊歩道へ続く階段が


澄んだ水の流れる足羽川
聞こえるのはさらさらと流れる、せせらぎの音だけ
癒されますよね!


遊歩道から見上げるかずら橋、
結構高いんだ…
撮影 Kondo

管理の方が、いろいろ説明をしていただけました。
秋も広葉樹が多いので紅葉も又奇麗とのことでした。
土手に沢山咲いているシャガの花は、彼が奥の山から移植してそれがこんなに群生になったとのことでした。
景色にとてもマッチしているので、シャガの花を選んだのは大正解だったと思います。
時間も4時過ぎ、日も傾き少し寒くなってきました。
さぁ、おしりをあげましょ。
せっかく福井まで来たのだから、夕食は敦賀で降りておいしい日本海の旬の魚を食べて帰りましょ!

ちなみに”かずら橋”を有名にしたのは、1970年の国鉄のディスカバージャパンで紹介されたのが、きっかけなんですって。
今回のおじさん旅は新しい発見の連続でした。
初体験の塩だしそば、ダムの建設現場、素晴らしい滝との出会い、念願のかずら橋を渡れたこと、そして敦賀で食べた魚料理が最高に美味しかったこと。

コロナコロナで全くと言っていいほど、遠出することがなかった事もあり、思いっきりリフレッシュできました。
やっぱり旅はいいな! 
池田町へも季節を変えて家族を連れて、又来たいなと思い車に乗りました。





撮影 2022年5月16日