撮影2016年7月31日
1300年の歴史をもつ、美濃の国の鵜飼。

近場故なかなか実現しなかった、鵜飼観光にSさんと 行ってきました。

連日の猛暑猛暑でうだっていたのに、この日はなんとなくあやしく、空もぐずつき気味。
集合時間の5時45分頃には、ぽつり、ぽつり。

よりによってまずい天気になってきちゃったなぁ・・・・・
と思いつつ、乗船手続きをすませ、待合室へ。
 窓の外はゴロゴロと、雷様が鳴り始め、観光ができるのかと不安!
6時過ぎカミナリもおさまり予定通り観光できることになりました。

かめきちたちは、302号船に一番先に乗船。

やかた船なんて、何年ぶりだろう・・・・ 
 
 雨の養生のシートをまくりあげ、いよいよ離岸。・・・・・離岸はやっぱこれですか・・・・・・
 

屋形船での食事はまた趣がありますね!

ついついビールが1本・2本・・・・

 
 名古屋市の上水道の木曽川取水口です。    こちらはかつての日本ラインの終点。石群が面白い
   
 
   犬山橋をくぐって、Uターン
あの雷雨はどこへやら・・・・
夕日がまぶしい
 
 


19;30篝火が燈り、 鵜匠さんからの説明に耳を傾けます。
主役の鵜たちもヘリに乗ってご挨拶。
一艘で10匹の鵜を扱うのだそうです。
鵜の目鷹の目というけれど、獲物を追う鵜の視力はなんと・・・8.0
なんですって!!!!!
 
 
   
説明が終わると再び乗船
テーブルがはずされ、足をのばしてゆったりと。

提灯に灯りがともり、犬山城もライトアップされ、その姿を川面に映します。
 
  黄昏どきの犬山城を、水上から眺めたのち、上流へ
はるか前方に 三艘の篝火を焚いた鵜船が確認できました。
我々の船は2番目の鵜船につくそうです。


上流側からゆっくり鵜船に近づきます。

篝火を焚くことにより、水中を泳ぐ鵜の影が水底に写り、その影に驚いたアユが岩陰から飛び出して来るのを、鵜がキャッチするという、伝統的漁法の鵜飼い、昔の人はよく考えたものです。

それでは、鵜飼の様子をごらんください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

ほーほーほーほー
掛け声と共に、仕事を終えた鵜にごくろうさん!
よし!行ってこい!
と会話しながら・・・・・

 
  見とれているうちに、いつの間にか犬山橋を知らない間に通り過ぎてしまいました。

 

 あっというまの30分でした。

鵜飼の実演が終わると鵜船は一旦川上へ
そして三艘連なって観光船の前へ来て停船。
船上から鵜匠さんからの説明がありました。

鵜の首に巻かれたロープの巻き方にノウハウがあるとか。
強くまけば、苦しくて飲み込めず仕事をしない・・・・・・ゆるく巻けば飲み込んでしまって満腹感で仕事をしない・・・・・・
なるほど・・・・・・・・・・・・納得・・・・・・・・・・・・・・
 
  最後に見せてくれた、飲み込み吐き出しの実演。
バケツから鵜匠が投げたアユをうまくキャッチ横に銜えて頭から飲み込みます。
よく飼いならされています。
その魚のキャッチボールのタイミングは抜群。
拍手!拍手!
ほほぉぉ〜!  思わず歓声が・・・ 







 鵜匠さんの説明に
頭からまるごと噛まずに飲み込むから「鵜のみ」・・・・・・うん、これは、知ってる!
よく理解せずも頭から信じて受け入れることだよね!

鵜は優秀な水中ハンターだけど、なんでもかんでも飲み込んでしまう習性があるんですって!
アユだけじゃなくフナでも鯉でも金魚でも・・・
でもつい習性で飲み込んでしまっても、苦手な魚がいるんですって・・・
なんでしょう ?
答えは・・・・・鵜がなんぎするから・・・・鵜難儀
・・・う・な・ぎ?????ですって??????
これは???ちょっと????ですよね!




近くにありながら、素通りしていた観光地犬山。
近場の観光地の良さを見直した一日でした。
鵜飼ってなかなか面白いです。これを機会に長良川も関も行ってみようかなって
また別の友達をさそって・・・なんて思っています。
 
   
撮影2016年7月31日