安曇野の白い舞姫たち
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立春をすぎてからなぜか春日井は昨日の夜から小雪模様。
でも頑張って早起きして、バキバキに凍ったフロントガラスの雪をかき落とし、
それでも根性で凍てついたロードコンディションの中を、安曇野めざして、娘とふたり出かけます。
目的地は、シベリアからの使者、こはくちょうの飛来地、犀川白鳥湖。
今年は、日本海側の雪が多く、例年より飛来数が多いとのこと。
青空の北アルプスをバックに、飛び交う白鳥を写したくて、ずぅ〜と、天気予報とカレンダーのにらめっこ。
曇りだった天気予報が晴れにかわり、行くと決めたのが前日夜。
さぁ出発!。
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豊科ICを降りたのがAM6:30:
まずは白鳥のモニュメントがお出迎え。
すでに朝焼けでアルプスは瑠璃色に染まってきています。
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インターからわずか10分
犀川白鳥湖に到着。
雲が茜に染まっています。
よかった・・・まにあった・・・・・
朝焼けで湖が赤く染まるのを待ちます。
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湖は静寂そのもの・・・・静かです・・・・
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きたっ・・・
・・・・・・・・・・でも、茜に輝いたのはほんの一瞬でした。
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残念!
もう少し朝焼けを期待したのに・・・・
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やがてすっかり夜が明けなんとなく騒がしくなってきます。 |
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ばしゃばしゃばしゃ・・・
ぐぁっぐぁっぐぁっ
こら、おしりつつくなっ・・・
ばしゃばしゃばしゃっ・・・・・
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白鳥湖を後にして、次なる目的地をめざします。
行きにはあわてていたので、気がつかなかったのですが、途中道祖神の文字碑がありました。
あぁ、ここは安曇野なんだ とあらためて感じます。 |
次なるは、、白鳥たちのねぐらである明科町の国道19号線脇にある犀川河川敷「御宝田(ごほうでん)遊水池」と呼ばれているところ。
向こうに北アルプスの常念岳が見える風光明媚な所で、絶好の撮影ポイントです。
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20分ほど走ったでしょうか
19号線から大町方面、犀川橋の手前堤防を左折すると
すぐわかりました。 |
空はすっかり晴れ上がり、堤防の上から見ると
アルプスがきれい・・・・・・・・・・。
池の中には、・・・わぉ〜!!いる、いる!!・・・・・・
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橋をわたり、池に近づきます。
いつか写真で見た風景はここなんだ・・・。
急いでもしかたがないのに、自然に足早になっていきます。 |
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あさごはんの時間が終わったせいか、ここのはくちょうたちは、優雅にのんびり浮かんでいます。
あまりせかせかしていません。
ふと空を見ると、青空に熱気球。
去年の秋のバルーンフェスティバルを思い出します。
さぞかし、きれいだろうなぁ・・・・
のりたいょ〜。
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思い切りすまして、はぃポーズ・・・・といった感じ。
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かも君たち
お〜い、かめきちさんョ!俺たちもいるんだけど・・・・・
とばかりに、ガーガーガーと・・
はいはいごめんなさい。わかりましたよ〜。 |
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灰色のはくちょうは、今年生まれた子?
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どこかへ遊びに行っていたはくちょうが帰ってきます。 |
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飛び交う鳥たちが多くなりました。
湖の上でもいろいろな表情をみせてくれます。
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きりがないので、次なる目的地に場所をかえましょう。
堤防に上がると、反対側はきれいな水
水量もかなりあります。
なんというきれいな水なんでしょう。
それもそのはず、大王わさび園のわさびを育てた水なのです。
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つぎなるは、安曇野穂高町の狐島(きつねじま)
水をはったたんぼなのですが、餌付けに成功され、日中のはくちょうたちの遊び場となっています。
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移動時間15分ほど
たんぼはバキバキに凍っていました。
そういえば、春日井では氷なんて最近みたことないなぁ・・。 |
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まだはくちょうたちは、きていません。
9時半ごろから、飛来しはじめアルプスをバックに田んぼの上空をおおきく旋回します。
上空を見上げると先発隊がグループごとに舞っていました。
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上空を大きく旋回
そろそろおりてくれるかな・・・・・・・と・・・
思わせぶりだけでまたいってしまう・・・
なかなかじらせじょうずです。
でも待つこと30分。
だんだん低空飛行になってきました。
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あしを広げはじめました。
今までとちがうゾ!!
いよいよおりるかな?!。 |
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1号機着陸。
大きく旋回して
つぎつぎとおりたってきます。 |
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着地ばっちりきまって 9.85。
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こちらは、勢いあまってオーバーラン
・・・・・・・・・・・失格!・・・・・・・・・・・・ |
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しりもちついて、2.0減点。
・・・・・いやいや!
鳥の世界にもいろいろなヤツがいるようです。
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こんなアングルいかがです?
太陽を背に一編隊。
まるで飛行機みたいでしょ・・・・・・・。
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はくちょうずくし、いかがでした?
それなりの写真ばかりですが、
感動味わっていただけたでしょうか・・・・?
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これからは、おまけです。
せっかく、安曇野へ行ったら道祖神の写真の一枚ぐらいは、撮らねばと思い穂高町でうつしてきました。
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この日のお昼はそばおやき
きりぼし、しいたけ、なす、と極めつけは季節限定の
ふきのとう。
ほんのりと、春の香がしました。
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最後の最後に雲の中だった常念岳が主峰をやっと見せてくれました。
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朝早く出かけたかいあって、安曇野の白い舞姫たちの華麗な姿を堪能することができました。
やはり、青空のもと、アルプスを背に自由に飛び回る姿は、一見の価値あります。
かめきち君を見て、行ってみたいと思った方。
しんどいかもしれませんが、朝早く出かけられることを、お勧めします。
昼間は舞姫たち、ほとんど飛びませんので・・・・。
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撮影 2006年2月5日 |