せせらぎ街道春景色
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名古屋の桜がすっかり葉桜となり、そろそろ半そでシャツを着たくなるGWのころ、
春遅い山郷では、やっと桜の季節。
まちわびた花たちが一斉に開花し、山は下の方から枯葉色から薄緑色にお化粧直ししていきます。
やっとの思いでとれた春休み。
まったく出かけられなかったフラストレーションが大爆発!
テレビでは高速道路の渋滞情報が、朝早くからあちらで20Kmとか、こちらで30Kmとかいっているけれど、
そんなことは覚悟のうえ・・・・・
とにかく出かけるのだ〜。
ところでどこへ行こうか・・・・・・
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結局思いついたところはせせらぎ街道
家族たちは「またせせらぎ〜ぃ・・・」というけれど
いいところは何度行ってもいいところなのだ
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いつもの定例コース、するすみの里でお気に入りの
いわなの塩焼き
今日は、”いわな”も”あまご”もどちらもありました。 |
裏側の公園ははなももの強烈な赤とやまざくらの白
そして八重桜のハーモニー
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つばめも巣作りをはじめました。
まさに春爛漫!
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するすみの里を後にして車をすすめると川向こうに
ひときわ目を引くピンクのじゅうたんが・・・
芝桜で有名な国田家です。 |
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国田家のおばあさんが実家から持ち帰った一握りの芝桜の苗を桑畑の隅に植えたのが始まりで、それを長い年月をかけて広げていったもので今は斜面いっぱいのお花畑。
家のまわりは石垣といい畑といい、チューリップ・すいせん・芝桜etcと,とにかく花に囲まれた家なのです。
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公の観光スポットではなく、あくまで個人所有の花畑を見せていただいているのですから、それなりのマナーは守りたいもの・・・・
なかには、本人はその気がなくても無意識にケータイ片手に”はいチーズ”などと言いながら一歩前へ・・・
おいおい足元みてないゾ!踏んでるゾ!・・・・・・
おばあさんもなくなられたと聞きました。
これからもせっかくの素晴らしい遺産を見せていただくためにも最低限のマナーは守りましょう。
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街道へもどります。
道端のはなみずき・こぶし・さくら・・
みんな満開です。
まもなく料金所が見えてきます。
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通行料400円をしはらい、道は一気に登ります。
坂本峠のこのトンネルを境に季節は2〜3週間タイムスリップします。
紅葉の時期は、下が緑でもここから一気に秋色に変身。
今回はどうでしょうか?
やはり、春まだ浅い風景に逆戻り。
落葉松もまだほんの少し芽を吹いたばかり、
下の華やかさからすれば、殺風景な風景。 |
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パスカル清美の道の駅をすぎ、大原(おっぱら)自然体験センターの裏山の、かたくりを見にいきます。
もう遅いかもしれないとの情報。
ダメモト、ダメモト |
どこにでもありそうな平凡な風景
カメラマンもいない
やはり遅かったかな〜 |
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よかった〜
咲いていました
すみれやたんぽぽのように、あまりにもなにげなく咲いているので近づかないと気づきません。
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がちがちに監視され、咲いているというより咲かされているといった感じの群生地と称する場所がありますが、ここのかたくりは本当に自然体です。
本当の里山風景といった感じ。
なごみますよねぇ〜。
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これでぎふちょうでも舞っていてくれれば最高の
ロケーションとなるのですが・・・・・・
まったくその気配なし。
そうはうまくいきませんよねぇ。
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標高があがるにつれて、風景はどんどん殺風景になっていきます。
秋に紅葉がすばらしかった、こもれび広場の少し手前です。
西ウレ峠付近には残雪が |
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また、おおくら滝へ行ってみましょう。
元気があまっている子供はジョギング感覚で百滝コース。
親は車でらくらくらくちんコース!。
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展望台からの風景、絶景でしょ!。
今日はバッチリ山が見えました。
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おおくら滝の上
このおおきな岩が目印です。 |
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おおくら滝の最上部から高所の苦手なかめきちとしては、
おそるおそるそれでも根性で撮影。
おもわず足がすくみます。
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いざ滝つぼへ
急な階段をおります
途中滝に虹がかかっていました。
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水の芸術きれいでしょ
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帰り道、早く早くと言うけれど・・・・
まってくりぇ〜
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カメラを貸してくれと言って、娘が撮った写真
なかなかやるでしょ。 |
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時間は4時・・・よし、
まだ明るいうちに、よくばって小鳥峠の小鳥湿原へ行こう。
今年は雪が多く、例年より2週間ほど遅れているもよう
それでも名残のざぜんそうと、はしりのみずばしょうが
同時に見ることができました。
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落葉松も爪の先ほどのエメラルドグリーンの新芽をだしたばかり、うぐいすをはじめたくさんの鳥たちのさえずりが残雪の湿原に響いていました。 |
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今回は、渋滞をさけて高速道路を使わずにすべて地道でのツアーでした。
便利だから、時間短縮だからとついつい乗ってしまう高速道路。
何年ぶりかに地道を走って、その変化に新しい発見もありました。かわっていないなぁと、なつかしさもありました。
ローカル路線もたまにはいいもの、これからも時間が許す限り下の道も走ってみようかな!?。
これから6月始めにかけてせせらぎ街道も新芽、新緑の季節。
毎年のように、6月のはじめおとずれるのですが、若々しい緑に包まれたせせらぎ街道も素晴らしいです。
ぜひ、お出かけください。
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撮影 2006年 5月3日 |