去年行った奈良県の曽爾高原
去年は夕日に輝くすすきの姿が写せなかったため、どうしてもリベンジしたくて今年もでかけました。
ところが出発した時はよい天気だったのですが、名阪亀山をすぎ伊賀のインターチェンジ近辺から天気が怪しくなってきて
フロントガラスにポツポツポツ!
あちゃ〜。
でもここまで来てしまったから天気予報を信じて元気出して、行きましょう>



青蓮寺湖までやってきました。
紅葉はまだなのに桜の葉っぱは紅葉前に落ちてしまったみたい

青蓮寺湖をすぎ去年がけ崩れで通行止めだったゲートをすぎて、・・・
トンネルを抜ければそこからは、香落渓(かおちだに)。

斧で立ち割ったような柱状節理の岸壁が川にそって約8Kmつづきます。
それまで普通の山の感じだったのが、トンネルを抜けたとたんに、なべ底にいきなりほおり込まれたような感じがします。
見あげると垂直に切り立った岩壁に圧巻!
紅葉にはまだ1週間以上早いみたい・・
知ってて来たんだからそれはしょうがないか・・・


雲の流れが早い
ほんの一瞬だけ青空が顔をだしました。



あれれ!
ロッククライミングの練習をしている人を発見!

あっという間に松の木の所まで昇っていってしまいました。
高所恐怖症のかめきちでは、とても考えられません。



川の中に目をやると、ヤナらしき仕掛けの上に大きな石。
まさか落ちてきたわけではないでしょうけれど、
流れてきたわけでもないでしょう???

また曇ってきちゃった・・

残念です・・・
それにしても、すごい絶壁ですね!


ちょっと冷え込んできました。
車へもどって曽爾へ向かいましょう・・

そして・・・
今年も来ました曽爾高原
去年と比べて一か月遅いので、すすきの穂もほだって真白。

山は見えるけれど、光がたらず
すすきもただ白いだけ・・・・・今年もだめか!・・・
でも雲の流れが速いので、瞬間的に太陽が
遠くの山を照らします。


スポットライトが当たっている所は
やはりきれい!


こんな天気だから面白い写真が撮れるんだ
と、思う事にします。

やがて、待つこと数分
やっとこのあたりにもスポットが当たってきました。


やはり光が当たると白さと輝きがちがいますね!




中央の広場へ行ってみましょう
続々と人が登ってきます
小高い丘へも人が登っていきます。
上の尾根へつづく道には、なが〜い人の列ができています。みんなよく頑張るよ!

我々も山の方へ行ってみましょう・・・

えっちら、おっちらと中腹まで昇ると視界が一気にひらけます。 
絶景!  絶景!   ここでしばらく下界にスポットが当たるのを待つことにします。

去年と比べてすすきの量がずいぶん少ない感じ

ぶるる
吹きっさらしで結構寒い
フリース付きのウインドブレーカー着ているのに・・・
ぶるる


ちょっとだけ日が当たるとこんなに色が違うものなのですね!。

ぶるる

足が震えてきました。
もうダメ!

だれも、もっと上へ行こうとは言いません。
それに、急いで行かなければならない所が
できてしまいました。
・・・・・・・・・・






お亀池のほとりを通って・・
いそげ!急げ!
茶店にたどりついたら
え?ないの?

教えられるまま駐車場へひきかえし用をすましてから再び茶店へ


あたたかい、甘酒を飲んで温まってから
少しだけ車へ帰ることにします。
西の空の上空には厚い雲
そして下にも

けれど、その間チャンに切れまの青空が見えます。

ここに太陽が来たとき数秒が勝負
大丈夫!夕焼けは出る!


それにかけて、車で再びの出番を待つことにします。

16:00:再び出発
下の方の分厚い雲は風に流され、隙間が大きくなっています、さっきまでとはぜんぜん違います。ラッキー。

動き回らずここで、すすきの色の変化を楽しむことにします。



16:20:
だいぶ赤くなってきました。
16:35:
陽がだいぶかたむいてきて穂が金色に輝き出しました。
16:45:
きれいだ!!!!
16:55:

一旦太陽が雲にかくれたあと・・・・・さぁいよいよフィナーレです。


16:59:
山に夕日は沈みました。

ふぅっ・・・・・

山に陽がおちたとたんに、寒くなってきます。
又々ぶるる・・・・
早く、この下にあるお亀の湯に入って帰りりましょ・・・。途中雨に降られ、分厚い雲にも根性で待ったかいがありました。

お亀の湯ももっとみんなが押し掛けて混んでいるかと思いきや、思ったほど混まず露天風呂の中からは星空がきれいでした。

撮影2009年11月03日